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有限会社 遊心企画
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ゆったりとした時間が流れる香美町で、全身で秋を感じられるスポットや、香住ガニをはじめ旬の秋の味覚をご紹介します。都会の喧騒から離れた自然いっぱいの香美町で、心もお腹も満たす時間をお過ごしください。
街のどこを見ても、綺麗な秋色に染まった絶景が広がっている。そんな香美町の紅葉スポットをご案内します。
自然の中で、澄んだ空気を大きく吸って、心も身体もリラックス。ドライブしながら、お気に入りの秋景色を探してみてください。
小代渓谷―渓谷をドライブしながら紅葉狩り
兵庫森林浴50選に指定されている小代渓谷。深々とした原生林を縫うように小代谷が深い断崖を刻み、秋は錦の紅葉と四季折々に華やかな変化を見せてくれます。「魚さえ登れない迫力」が名前の由来の「魚止めの滝」などの迫力満点の滝の周りを、ブナを中心とした紅葉が見事に彩り、自然の力強さを感じます。
猿尾滝の紅葉
秋は燃えるような紅葉と、白い瀑布のコントラストが美しい猿尾滝。「猿の尾」に似ている猿尾滝は、上段の滝は荒々しく直下し、下段の滝は流麗でしなやかに流れ、紅葉も見る場所によってさまざまな表情を見ることができます。秋ならではの滝の風情をお楽しみください。滝の中に見え隠れする仏像たちを見つけると、御利益があるかも?
たじま高原植物園―甘い香りの絨毯に癒される
標高666メートルにあるたじま高原植物園には、約2千種の自生植物が春から秋にかけて姿を見せます。樹齢千年の大カツラをはじめ、普段見ることが少ない珍しい植物たちが色とりどりに変化します。秋の暮れには、一面が落葉の絨毯に。カツラの落ち葉の甘い香りに癒されます。園内には、但馬牛食べ比べコースなどのメニューを揃えたレストランも併設しています。
うへ山の棚田―秋色に染まる山々と棚田を見渡す
日本の棚田100選にも選ばれている、うへ山の棚田。秋は稲が黄金色に輝き、秋の到来を感じさせてくれます。稲刈りの頃には稲木に刈り取った稲を架ける「稲架掛け」を見ることもでき、日本の原風景を感じることができる場所です。稲刈り後も、秋色に染まる山々に囲まれた棚田の景色を眺め、季節の移ろいを全身で感じることができます。
キャンプやアウトドアを楽しみながら、秋の自然の営みを全身で感じるスポットをご紹介。ついついシャッターを切りたくなる秋景色が広がります。
木の殿堂―自然を感じ、学ぶ
「木の殿堂」は、森の中に佇む博物館。安藤忠雄設計で「森と海と太陽」をテーマに建設されました。自然にかかわる企画展示や体験プログラムを実施しており、日本文化の原点である森や木のすばらしさを、さまざまな視点で紹介する自然学習施設です。木の殿堂から見える一面の木々や山は、秋は赤や黄色で見事に彩られ、森の生命力を肌で感じます。大人も子どもも楽しめて、ゆっくり深呼吸ができる場所です。
吉滝キャンプ場コテージ村―キャンプで一泊、目覚めるとそこに雲海が
1,000メートル級の山々に囲まれた天空のキャンプ場、吉滝キャンプ場コテージ村。雲海がよく見えるシーズンは10月~12月ですが、夜明け前から早朝にかけて現れる雲海を見るためには、早起きをして標高の高いところへ行かなければなりません。それが、吉滝キャンプ場に宿泊すれば、朝起きた瞬間から目の前に雲海が!夜は満点の星空を見て眠りにつき、朝の目覚めとともに雲海を眺める、そんな贅沢な時間をお過ごしください。
柤大池公園―紅葉が映る池のそばでアウトドアを満喫
「柤(けび)大池公園」。森と湖、夜には満点の星が輝く自然豊かなこの場所は、知る人ぞ知る高原のリゾート地。秋の晴れた日には、レジャーシートを敷いて、池に映る紅葉の山々をぼーっと眺めるだけで、心が満たされます。柤大池のほとりには、グラウンドやテニスコート、ウッディなログハウスや和風コテージ、キャンプ場などの施設があるので、自然探検やアウトドアにぴったりの場所です。
※2021年9月よりログハウス、コテージはメンテナンスの為、休業中です。キャンプのみ営業しております。(当日受付のみ・予約不可)
大乗寺―写経・写仏で心をととのえる
「心を安らげる旅をしたい」「一人旅でゆっくり過ごしたい」そんな方は、大乗寺で写経や写仏に取り組んでみませんか。仏さまの姿を描き写す「写仏」、お経を書き写す「写経」は、線や文字をなぞるだけなので、誰でも気軽に体験できます。姿勢を正して心静かに筆をはこび、安らぎのひとときを過ごす中で、自分自身と向き合い、心をととのえることができます。お寺の外の、木の葉がそよめく音、鳥の鳴き声など自然の音にも耳を傾けてみてください。
秋の香美町といえば、カニ漁の解禁。香美町の香住漁港では、日帰り漁で鮮度がいい状態で漁港に水揚げされます。鮮度抜群の極上のカニは、お土産や贈り物でも喜ばれること間違いなし。
香住ガニ(9月) 鮮度抜群のベニズワイガニ
9月に解禁の香住ガニ!関西では香住漁港でしか水揚げされないベニズワイガニです。養分が豊富な日本海の深層水で育ったカニは、身が詰まっているので食べ応えがあり、甘みが強く、みずみずしくジューシー。想像しただけでよだれが出て来そう。
松葉ガニに比べ、漁期が長くお求めやすい香住ガニ。せっかくなら、いろんな食べ方を楽しみましょう。茹でガニはもちろん、鍋、焼きガニ、カニ刺し…各お宿で提供されるフルコースで、ご堪能いただけます。
香住ガニランチフェア【2021.9.1~2022.5.31】
鮮度抜群の香住ガニを使用したオリジナルランチを、町内のお食事処で堪能できます。カニ鍋と刺身のセットや、茹でガニを一匹分使用した贅沢な丼ぶり、ボリューム満点の天ぷら、カニ身がたっぷりのった優しいうどんなど、素材の良さを最大限生かしたメニューがたくさん揃っています。
いよいよ解禁!松葉ガニ(11月)
毎年11月6日は香美町にとって特別な日。松葉ガニ漁が解禁!町中が一気に活気づきます。「冬の味覚の王様」という名がぴったりで、ぎっしりつまった身、とろけるような極上の甘味、濃厚な味わいと香りが広がる蟹味噌…全てが上質な松葉ガニを存分にご堪能ください。
お土産選びや贈り物として、香美町特産の旬の食材をおさえておきましょう。「村岡ファームガーデン」や「あゆの里矢田川」「道の駅ハチ北」「道の駅あまるべ」といった道の駅では、地元の旬の特産が揃い、観光客にも人気です。
とろけるような舌触り 秋野菜とすき焼きに(但馬牛)
秋にとろけるような舌触りの但馬牛。ステーキとして但馬牛の肉厚でジューシーさを堪能するも良し。寒さが訪れる秋は、すき焼きやしゃぶしゃぶで暖まるのも一つの楽しみ方です。旅の帰りに道の駅で、地元で獲れた旬野菜と但馬牛を買って帰ると、おうち時間の楽しみがまた一つ増えます。
日本海の“海の恵み”で育った香住梨
香美町では、兵庫一の生産量を誇る「二十世紀梨」をはじめ、「幸水」「新高」など、10種類の梨を栽培、出荷しています。日本海からの潮風を受けて育つこれらの「香住梨」は、山の斜面に海風が当たることで梨の甘味が増すと言われています。香住で獲れたカニの殻入り有機肥料を与えた土で育てる農家さんもいるのが香美町らしいポイントです。ジューシーさとシャリッとした食感、しつこくないさっぱりとした上品な甘みが香住梨の特徴です。
地元でもよく食べられるローカルフード、ハタハタ
秋も旬のハタハタは、近年の漁獲量は実は兵庫県が日本一。ハタハタの一夜干しでは香美町が全国屈指の巨大産地です。小さなハタハタは、唐揚げにすると香ばしく骨まで食べることができます。唐揚げの他にも、煮付け、塩焼き、天ぷら、チーズフライ、南蛮漬けなどアレンジはたくさん。
自然の恵みを生かして育ったお米
香美町のお米が美味しい理由は山あいのきれいな谷水で育つこと。そして米の味を決める登熟期に最も気温差が大きくなり、糖度が増すためです。お米を作る棚田は地滑り地を活用したもので、「緑のダム」という防災の役割もあります。
・カニのほほえみ米
米とカニって関係あるの?と思う方も多いはず。香住区だけで生産されている希少なお米「カニのほほえみ」は、細かく砕いたカニ殻を混ぜた地元産有機質肥料で土づくりをした田んぼで生産されています。松葉ガニ・香住ガニが有名な香美町ならではで、農薬や化学肥料を減らした安心・安全の「特別栽培米」です。甘みともちもち感をしっかり感じ、思わず「ほほえむ」おいしさです。
・村岡米
「但馬村岡米」は、日本全国の美味しいお米を決める「食味コンクール」で9年連続受賞しています。山間部の澄んだ水とゆたかな土壌に恵まれた村岡だからこそ美味しく育ち、但馬のお米の中でも一目置かれる存在です。
・小代米
小代の代表的なお米は2種類。一つは「うへ山の棚田」で育てられ、多くの人に愛されている「棚田米」。もう一つは、谷水を使い、杵で搗き5日間ほどかけて、ゆっくりじっくり精米してできる「添水唐臼小代米(そうずからうすおじろまい)」。日本が世界に誇る但馬牛が耕してきた小代の地で、大切に育てられたお米です。